2009年4月20日の決断
改めまして、就活終わりました。
結局、5連敗の後、志望度の高い企業が見付かりませんでした。
「もっといろいろ見た方が良いんじゃないか」「もっとその切り札の企業について知ってからでも良いんじゃないか」とも思ったのですが、
結論の先延ばしはしたくない、直感に従いいまこそ決断しようと思い、月曜日の10:00に電話を入れ、最終面接を申し出ました。
そしたら、その日の15:30からいきなり面談がセッティングされることに。
しかも行ってみたら会社の副会長を筆頭に幹部・役員が三人も!!!
・・もしかして皆さん暇人ですか?
役員のスケジュールなんかこの先1週間はパンパンなイメージがあったんですが、見事にそれが崩壊しました。
おまけに意志確認だけで終わるかと思いきや、きっちり面接されてしまいました。
それから今朝の連絡があるまではまさに生殺し。
最悪の事態を考えると全然落ち着きません。
内定の連絡をもらった瞬間、一気に力が抜けました。
僕が来年からお世話になるこの会社は、経営コンサルティング会社の中では珍しく、独自のはっきりした商品があります。
すなわち、ある決まった形の「経営手法」があり、それを「販売」していく中でクライアントの経営をコンサルティングするわけです。
今現段階で僕がこの会社で勤めていくにあたってやりたいこと。それは、
「21世紀の、企業経営のあり方を模索する」
この一言に尽きます。
派遣切りが社会問題化し、不祥事も相変わらず多い中、企業が社会の公器としての役割を果たすためには、どのような経営を行っていけば良いかを、この会社の商品を通して考えて行きたいのです。
行きたいのですが、果たしてそれをするに足る器がこの会社にはあるのか、わかりません。
まだ見ぬとても共感できない部分がこの会社にもあるかもしれません。
そういう中で「コンサルタント」という職種に就けることは、非常に助かるのです。
すなわち、つぶしが利く。
「こんな会社やってられっか!!」と思ったら、こっそり勉強に励んで中小企業診断士の資格取ってトンズラしても生きていけるのです。
これがJR貨物のようなオンリーワンかつデカい物を扱ってる企業だとそうは行きません。
とにもかくにも、これから5年くらいはともかく勉強ですね。
まずは、入社するまでに、簿記2級とシスアドくらい取ってみたいなーと思う今日この頃です。
これで、「科学者」「技術者」という、高校まで夢見ていた職業への道がほぼ途絶えました。
思えば、この「就活」、いや、昨日月曜日に行った決断は、生まれて初めて自分の進路に対して自分の意志で下した決断のように感じます。
ゆえに、後悔はありえない。
過去を振り返らず、余所見をせず、全力で自分の決断を全うしたいと思います。