鳥取旅行

9月29・30日と、サークルの後輩3人を誘い、鳥取旅行に行ってきました。
目標は3つ。大山・三仏寺投入堂鳥取砂丘です。


9月29日 大山
米子自動車道で一路鳥取県へ。標高1709mの大山に登頂しに行ってきました。
が、天気はあいにくの曇り。ふもとの観光地まで来ても、山が全く見えませんww

大山の全貌を見ぬまま登山開始。
6合目で森林限界を超え、岩ゴロゴロの中上方向に1000m登り、山頂に到達。
そこには、中国地方最高峰からの360度大パノラマが・・

・・って何も見えねぇ!!!
霧でホワイトアウトしてしまって、100m先ですら何も見えません。

せっかく登ったのにご褒美ゼロでした。
でも、きっと良い景色なんだろうなぁと脳内補完して下山開始。
これも自然ですね。雨が降って登山中止になるよりかはずっとマシです。

下りは怖かったです。

♯みなさん、山登りの時は登りよりも下りにご注意。
♯下りのほうが、ず〜っと道迷いしやすいし、しかも体力使い果たしてるから足がふらつき、滑落もしやすいのです。今回はそんな情報をくれる、登山やってる後輩が居て、助かりました。


9月29日晩 ハワイ温泉

その晩は、倉吉のハワイ温泉で一泊。旅館水郷という宿に、学割料金で4000円弱で泊まれました。
ここで麻雀大会開始。

これから忙しくなるので、これを最後にしばらく麻雀はやらないつもりです。
今打てる最高の麻雀を打とう、
そう決意して臨みました。

・・結果は、2試合やって2位と3位。-9pt。
実に平凡。
ま、打ち方で大きなミスは(僕の技量で分かる範囲では)ほとんどしてないと思われるので、良いでしょう。アベレージでは技術、一試合一試合では運に大きく左右される。それが麻雀。




9月30日午前 三仏寺投入堂

以前の日記にも書いた、今回の旅のメインディッシュです。
投入堂までは険しい山道、とは知っていましたが、

ナメてました。

岩肌しかない急斜面、木の根っこに掴まりよじ登る激斜面、一歩踏み外せば簡単に死亡できる尾根線、ガチで危険な場所ばかりでした。1996〜2006の10年間で3人が死亡しているらしいです。

しかも、僕らが行った時は雨もシトシト降っていて、閉山間際だったようです。


でも、そんな岩肌に佇む数々のお堂は、実に堂々としていて美しく、
そのお堂から眺めた、雲の切れ目から覗く山々は、完全に山水画の世界。

そして何より、崖沿いに歩いて、視界が開けたその先に現れた投入堂
人生最大級の感動です。霧の中、威風堂々と崖下に佇む姿は圧巻でした。
こんなにもシンプルに、こんなにも美しいものを生み出した、昔の人々に対して畏敬の念を覚えずには居られません。

これを見に来ただけでもこの旅行の価値はありました。


9月30日午後 鳥取砂丘

よく考えれば実に15年ぶりくらいです。それだけに新鮮でした。
曇り空と、広大な日本海。いいですね、やっぱり。





2日間で実に700km車を運転し、京都に帰還したのは21:40。
それから急いで身支度をし、23:20京都駅発のバスに乗って、今東京に来ています。
これから10時間に及ぶ内定式です。
さあ、果たして寝ずに式を終えることが出来るのか!?