予備校2日目

今日は書くこと多いぞー。極力長くならないように・・・。

                                                                                    • -

梅田で昨日も講義でした。
これから、火曜・金曜の夜は梅田に出ています。
もし大阪の人で、時間があればかまってください。

やはり予備校の講師ってすごいですね。

2時間半の授業を全く飽きさせません。
大学の講義とえらい違います。
てか、たぶん良い先生に当たったんだと思います。仲良くなりたいものだ。

1年間通して授業料は24万円で、かなりの高額な買い物に思えますが、実は1時間当たりに直すとたったの1000円です。時給1000円でアルバイト雇うのと同じコストで、勉強時間の節約と豊富な教材、それに模擬試験の採点まで付加される。

これは安い。

翻って予備校側も、教室全体で1時間当たり3万円くらい売り上げてるわけで、教材が全国一律で受講生一人当たりにするとすごく安く作れることを考えると、かなりおいしい商売なはずです。これぞ規模の経済ですね。

                                                            • -

その授業の中で教わったことについて2点ほど。

ある業界における企業の立ち位置には、典型的には4通りあります。
すなわち、リーダー・チャレンジャー・フォロワー・ニッチャー。
この中でリーダーは、一般的に低価格戦略を取りません。なぜなら、リーダーはその業界で圧倒的なシェアを持っており、低価格戦略を取ることでマーケットそのものが縮小することを避けたいからです。

それを聞いて、(さらに以前読んだ新聞記事を踏まえて、)ウィンドウズ擁するマイクロソフトの戦略が理解できた気がしました。

vistaに代表されるように、ウィンドウズは相当ハイスペックなハードを要求するようになったのは、そうすることで市場規模を拡大させようとしていたんですね。


でも、それって、ITの電力消費を上げ、半導体をたくさん使い、それによって顧客とサプライヤーに石油を食わせて成長するという、典型的な大量消費型成長モデルです。

そんなの僕は嫌いです。
でも、それが成立しちゃうのが、資本主義なんでしょうね。
僕は、動作の軽いパソコンが欲しいです。

                                                                                        • -

利益をしっかり出している良い会社って、なぜ良くなってるのか、なかなかうまく説明できないそうです。
社員に聞いても「うちはなんでそんなにうまく行ってるんだろう?」と首を傾げられることもしばしばだとか。

これって、オリエンテーリングの学生クラブにも言えますね。
うまく人を集めて、繁栄してるクラブがなぜうまく行ってるのかって、実は説明しづらいことないですか?

だって、本人達は、当たり前のことをやってるだけだから。

新歓ノウハウをクラブ間で共有しようという話は一時出ましたが、実はそれって一朝一夕で出来る話ではないというのは覚悟した方が良いですね。それこそ1日みっちり時間かけてやらないと厳しいと思います。

                                                                                        • -

その講義に向かう途中、四条に自転車を置いたときのことです。
僕が以前バイトしていた居酒屋が、なくなっていました。





自分の仕事の出来なさにすごく不甲斐なさを感じ、
バイト前はいつも憂鬱で、
忙しい時には泣きそうになりながら働いていた、あの居酒屋。

正直、あの店のバイト管理とかオペレーションとかは未熟だったと思います。

でも、それ以前に、もっと自分からコミュニケーションとって、自分から学ぶ姿勢を持っていたら、あの苦痛だったバイトも、もう少し変わったんじゃないか、
そんな後悔がよぎります。



どうして店がなくなったのか分かりません。他に5つほど店があるチェーン店なので、経営戦略のひとつなのかもしれません。
でも、僕もこの店の顛末に加担してしまったんじゃないか、と考えると、切なくなります。



当時の社員さんたち、バイトさんたち、今も元気でやってるでしょうか。