フェアプレー

オリエンティアとして、これはぜひ一般の皆さんに知らせるべきだと思うニュースが入ってきたのでお知らせします。

http://www.o-news.net/2009/08/woc09-relay.php

オリエンテーリング競技の最高峰、世界選手権の国対抗リレー中にアクシデントがありました。
優勝争いをしていたスウェーデンの選手がレース中に山中で大怪我を負ったところを、同じく優勝争いをしていたチェコ・フランス・ノルウェーの選手が共同で介抱し、病院へ送る手助けをしたそうです。


世界選手権というと、他の競技で言うオリンピックです。世界陸上です。
その決勝の舞台でこのようなフェアプレーが行われたというのは、一オリエンティアとして本当に誇らしい。





スポーツにおける「ライバル」というのは、こうあるべきだと思います。
お互いが競い合い、時には励ましあうことで、最高のパフォーマンスと最高のエンターテイメントを観客に提供し、選手同士で共有する、そういう存在であるべきです。

お互いを蹴落として、まして不正を犯して上に登ろうとする行為はまさに本末転倒で全く意味がない。


スポーツのこの本来の目的が、地位・名誉・報酬に惑わされ、汚されないことを、切に願います。