山梨県バケーション3days

合宿に行ってきました。

1日目ぞんび〜ず合宿@みずがきの森

山梨県瑞牆山(みずがきやま)の中腹あたりでオリエンしてきました。
オリエンテーリングはチェックポイントにフラッグという30cm四方くらいの大きさの目印を置き、それを目指す競技なんですけど、このときはそのフラッグの持ち合わせがなく、なんとフラッグなしのオリエンテーリング

チェックポイントにきちんと到達したのか知る術がないのでかなり難しいのです。初心者にはお勧め出来ません。

標高1400m程度という高地だったため、息が上がってたいへんでした。


でも山はかなり走りやすいし、技術的にも面白かった。
どれだけ体がくたばっても、楽しいと感じる何かがオリエンテーリングにはある。
だから今でも続けていけるんだよね。


で、そこから見える瑞牆山http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%91%9E%E7%89%86%E5%B1%B1 )は超絶景です。
山頂付近は傾斜角60度以上の斜面に、高さ100mはあろうかという断崖絶壁が幾重にも重なっています。あれは自然の神秘ですよ。一度見に行く価値はあると思います。



2日目京大京女夏合宿@信州八ヶ岳高原

同じく山梨県八ヶ岳のふもとで、京大・京女のナンバーワンを決めるレースがあり、参加してきました。OBとして、威厳のあるレース展開をしたかったところですが、朝から体調が全く芳しくない。

前日に汗のかきすぎで体の調子を崩したのか、夜はぐっすり寝られず浅い眠りを6時間だけ。朝になっても朝食を受け付けない。簡単にリタイヤしてしまいそうでレースを始めるのがすごく怖かったです。
スピードを落としてレースに入り、なんとか走りきれそうと思った矢先の後半。激しい脇腹痛(長距離を久々に走ったりしたらなるアレです)が襲い、3分〜5分ほど歩くのもままならない状態に。辛うじて回復して完走を果たしました。

そんな状態でしたが、ミスを最小限に出来たのが幸いしてOB内2位の成績です。同じくオープン参加の名古屋大学の現役の子に負けたのは素直に「速いなー」と思えるんですけど、予想外は一歳上の同じくOBのkoheiさんに2分及ばなかったこと。。。いやー、自分の状態も状態でしたけど、先輩がここまで調子を合わせてきているとは思いませんでした。正直悔しい。精進します。

とりあえず京大の代表を目指す現役生は、70分は切れるようにがんばってもらいたいです。
まだまだ負ける気がしません。



夜の大コンパは超楽しかった。
年甲斐もなく飲みまくってはしゃいでしまった。

運営した皆とか、劇をした人とか、ほんとお疲れ様&ありがとう。



3日目カヌー@本栖湖

ぞんび〜ずの団長に連れられ、富士五湖の一つである本栖湖で2人乗りカヌーをしてきました。
カヌー、と聞いて、「ああ、合宿明けでまったりと湖でリフレッシュできるんだな」と思っていた僕。


・・・甘かった。


そもそもカヌーしんどい。オールで漕ぐのもむっちゃ重いわけです。まして僕みたいな上半身の筋力レベルがめちゃ低い人にとっては。。。
しかもまっすぐ進まない。船の性質上、絶対回転を始めよるんですわ。素人はその修正がかなり難しいのです。
そんな中、団長は「あの対岸の溶岩地帯まで行こう」と言い出しました。


待ってくださいと。

「対岸」って、岩と森がかすんで見えてるあそこですよね。


団長、本栖湖のデカさ分かってるんでしょうか。
いや、それ以上に我々の筋力と体力分かっているんでしょうか。



・・なんとか行けました。
特に帰りはメンバーチェンジ(湖上で、です)により団長の後ろ+追い風でびっくりするくらい早く帰ってこれました。

追い風だと、さらにカヌーは回転しやすいんですよ。後ろでクルクル回っている先輩方を尻目に絶妙のオール捌きで突き進む団長。うまい人の後ろで漕ぐと、こうも楽なんですね。


予想外は、この日一日ですごいこと日に焼けたことです。昨日まで普通やったのに。やっぱり水場の近くは焼けやすいんですね。なんでなのか良く分からないですが。

今日を逃すと、一生出来なかったかもしれない体験が出来たのは貴重でした。
・・結論としては、少なくとも湖上や洋上ではヨット(昔、実はちょこっとやったことあるのです)のほうが良いと思いました。スポーツとしての楽しみはまだまだカヌーにもあるのかもしれませんが。
風力という自然の力を利用することですっごいスピードが出るんだから大したものですよ。




以上、なかなか充実した3日間でした。これぞ学生の夏休みですね。あと1ヶ月ほどの休み、大事にしていきたいです。




・・ちなみに、上で出てきた「団長」って女性ですのであしからず。