ウィルコムの価格戦略 - Counter ATTACK　かをるの奮闘記

僕の所持するケータイキャリア、ウィルコムがこんなキャンペーン始めました。

高校生は基本料が半額になるそうです。

・・あえて言おう。

これ、失敗すると思います。

ウィルコムは唯一（？）契約回線数「純減」を続けています。
歯止めをかけるための一つの戦略なんでしょうが、これはまずい。きっと。

何が一番まずいかって、ウィルコムが全然ブランドとして確立していないこと。

はっきり言って、ウィルコムは今「しょぼい」というイメージしかありません。
正直、僕が使ってるケータイ、操作性全然よくないです。
多機能・高機能は求めませんが、メールがさくさく打てるとか、そういうよく使う機能は使いやすくデザインして欲しいのに、それすらやっていない。

ただでさえ「繋がりにくい」というハンデを持っているというのに、それらを改善せずに、価格だけ安くしても訴求力がなく、経営状態を悪くするだけのような気がします。

まして、高校生なんか一番流行に敏感な世代で、ケータイ料金はほっといてもガンガン使い、キャリアに対するブランドにも敏感です。
そんな世代にこのキャンペーンが受けるとはとても思えません。

・・とはいえ。

ロジカルに考えたことが起こらないのが世の中ですからね。
もしかしたらこの予想は大ハズレするかもしれませんが。