先生

研究室にて。

普段、准教授とばかりディスカッションしてたのですが、なんと今日は准教授+教授というダブルパンチのディスカッションでした。

教授とディスカッションする機会は今まであまりなかったので、今日少し教授のすごさを垣間見れました。

クリティカルシンキングがすごいんです。


以前「化学反応式が分かった」と書いた時がありましたが、それに対してガッツリ突っ込まれました。

人間、「たぶんこうなってるんだろう」と思ったことが、まるで真実であるように錯覚してしまいがちです。事実と考察を明確に分けることの重要性に改めて気付かされました。





診断士の講義にて。

今受けてる先生、若々しくて、平たい表現使ってくれて、とても良い先生なのです。
でも、僕がどうしても気に入らないところが。

その先生、「ここは去年出たから、おそらく来年は出ないだろう」とか「ここらへんは深入りする必要がない」とか、しょっちゅう言うんですよね。

試験対策上そういう情報は確かに有意義で、効率的なんだけど、なんか気に入らないんです。


診断士試験と言うのは、目的じゃなくて手段のはずです。
コンサルタントとして働く上で必要な幅広い知識と考え方を身に付けるというのが診断士を受ける意味なのに、効率性を重視して削ることばかりに意識が向くと、手段と目的の逆転が起きてしまうと思うのです。

なにより、楽しくない。

少し前、「ゆとり教育」という名のもとに、教科書がすごく薄くなりました。
教科書が薄くなったことで、学問の深さまで浅く見えてしまいます。
それよりも、「雑談程度に聞いてください」と前置きして、各分野・各項目がどれだけ興味深いものなのかを示してくれた方が、よっぽど勉強は楽しいんじゃないかと思います。


勉強は、もっと自由であって良いと思うんですよね。