非営利企業構想

今日走りながら考えたこと.

「本業で儲けたお金を非営利の事業や慈善活動で消費し,内部留保を持たない企業」

そんな企業は出てこないだろうか.


日本企業の内部留保率は比較的高いようです.
日本企業はバブル崩壊以降,借金を返済することで財務体質の改善に奔走し,お金が新たな投資に向かないことが昨今の不況の一因のようです.

一方,世の中には,世の中のためになることなのにお金にならなくてビジネスが行われない世界がたくさんあります(オリエン界もその一つ).


儲けをストックとして蓄積するのではなく,慈善活動にガンガン突っ込んで,企業の培った合理的経営手法を活かし,本業とシナジーを発揮出来れば,景気の面でも公共の福祉の面でもかなりメリットが大きいんじゃなかろうか.そう思うわけです.

今でもCSRとか言って,ボランティアとかやってる企業は多いですが,あれもほんの偽善的なものですからねー.






たとえば,現行の法人税のように,儲けに対して課税するのではなく,ストック,すなわち蓄積された資産,純資産などへの課税を多くすれば,多少はそういう企業を増やすことが出来るのではないだろうか.