湯村温泉に行ってきました。
久々のお盆里帰り。
もう実家はない故郷、湯村温泉に日帰りで行ってきました。
毎度のごとく温泉にゆっくりつかることもなく、やることやってとんぼ返りなんですけどね。
墓へ行く途中、小学校時代の同級生とすれ違いました。
最後に会ったのが小3だったんだけど、全く分からなかった(汗)
お子様連れでした。
もう僕らそんな年なんだなー。
行きと帰りの電車の中で、本を2冊読破(+日経新聞)。
池上彰「伝える力」:
アマゾンなんか見ると、「あたりまえのことを書いている」という批判もあるようですが、僕はそれなりにためになりました。自分では完璧と思った文章でも、上の人に見せると真っ赤になって帰ってくるというのは、自分も業務で結構経験しました。大事なのは、そこからきちんと学ぶ姿勢を持てるかってことなんだよね。
後半に書いてあった「接続詞はなるべく使わない」などのテクニックも役に立ちそうでした。
上念司「デフレと円高の何が『悪』か」:
経済の話が非常に分かりやすく書いてあり、とても読みやすく、内容も理解しやすかった。デフレ経済がなぜいけないのか、という素朴な疑問に答えてくれる本。しかし、アマゾンの書評を読むと、「学部生のレポートレベル」という評価。デフレではなく、インフレを目指すべきというのは概ね皆同意見のようだが、本書に書いてあるような「お金を刷れば解決する」なんていう単純な話じゃないんだよということ。
こういう専門的な本は、前提知識が乏しいため、鵜呑みにしてしまいやすい。そういう意味で、アマゾンの書評は有効活用すべきだと思いました。
経済って本当に分からない。貨幣は、人類の歴史を変えた大発明だが、その人類は貨幣に翻弄されている。
貨幣の信用なんて、幻想でしかないにもかかわらず。